実行委員（兼 選考委員） 豊福 晋平 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター助教授

J-KIDS大賞2006全国大会に向けて
J-KIDS大賞はかなり風変わりなコンテストですが、発想自体は「頑張る学校をみんなで発掘してエールを送りたい」この一言に尽きます。仕掛け人としては、そのために考えついた、勝手選考・ユーザー視点の客観評価・結果開示など、当初は誰も本気にしてくれなかった冗談のようなアイデアが、３年間でしっかり定着したことについて何より嬉しく思っています。
ちなみに、年間更新日数が100日を越える学校ホームページの数は、2003年以来91サイト→333サイト→910サイトと大きな伸びを示しました。ウェブログの普及が大きな後押しになっていますが、学校ホームページもやっと本格的な運用普及の段階に入ったようです。今年度は、見栄えや内容の豊富さ以上に、学校が情報発信を行う意義や効果について、組織としてどのように咀嚼し、答えを導いているのか、そのプロセスを見極めながら選考を進めたいと考えています。