J-KIDS大賞は、いろいろな工夫を凝らして積極的に小学校のホームページを製作・運営している小学生や先生を探し出して、誉めてあげたい、応援してあげたい、という願いを込めて昨年度から始まりました。審査を開始してみると一つ一つのホームページそれぞれから個性豊かで元気な小学校の様子を伺うことのできるさまざまな情報が発信されており、インターネットやホームページが予想以上に情報共有・情報発信の基盤として定着してきていることに感動しました。
この大賞は応募するのではなく、ホームページを公開していればそれが自動的に審査対象となるので、審査を通して、日頃の皆さんがこつこつと続けている努力を、身近に感じることができたことも大きな喜びでした。
今年も、小学生、先生、地域の皆さんが作り出す日常をどんな風にインターネットが支えられるのかということを小学校ホームページを通して発見して行きたいと思います。

ホームページは、作り手がいて読み手がいます。両端に人間がいて、ホームページはその両端にいる人間同士のコミュニケーションの一助となり大きな役割を果たしています。
作り手の皆さんには、自分たちの発信したいこと、読んで欲しいトピックを自由に書いて行って欲しいですし、同時に読み手の気持ち、ニーズを理解し、それにあわせて常に新しいチャレンジを続けて行って欲しいです。
今年度はそうした意味で、発信する内容の独自性や「この小学校ではどんなことが今年の興味の対象になっているのかな？」といった、生き生きとしたレポートを楽しみに、成長を続けるサイトという視点で評価していきます。