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各賞の受賞理由


J-KIDS大賞
千葉県代表  印西市立 大森小学校

ホームページの作成、運営が、学校教育そのものに活用されており、コンテンツの質・量ともに充実。また当年は、子どもたち同士の対外交流や、保護者や地域を巻き込んだ取り組みにまで幅を広げ、学校ホームページの持つ「可能性」をさらに引き出した。何よりも、子どもたち自身が「自分たちのホームページ」として自主的に活動している点を、高く評価したい。第一回、第二回に引き続き、当年で三回目の大賞受賞となるが、全ての面で高水準であり、納得感のあるホームページである。


経済産業大臣賞
北海道代表  斜里町立 峰浜小学校

コンテンツは、ボリュームこそ小さいものの魅力的なものばかりであり、特に中学年から取り組まれている児童の研究発信内容が素晴らしい。ホームページの作成を通して子どもたちのIT活用の習熟が図られ、さらに学校周辺の自然環境と、環境保護に取り組む子どもたちの姿が紹介されることによって充実した地域紹介ともなっている。また、情報セキュリティ総合戦略を踏まえ、インターネット利用に関するガイドラインの策定など教員のセキュリティ意識の高さが見受けられることを高く評価し、経済産業大臣賞に相応しいと考える。


総務大臣賞

長野県代表  塩尻市立 塩尻西小学校

何気ない記事のひとつひとつに子どもたちの様子を伝えるコメントが添えられており、情報量としては屈指の充実度。また、卒業生や父兄、地域に「伝える」=「理解を深める」ためのコンテンツも多く、まさに「開かれた」ホームページとなっている。ブログが有効に活用されており、特に「児童会ブログ」からは、子どもたちが日常的かつ主体的に情報発信している様子がうかがえる。「ホームページ作成の過程において、より多くの児童が主体的に取り組んだ点」を重視し、また、過去の地道な取り組みの蓄積も評価して総務大臣賞に相応しいと考える。


文部科学大臣賞

鹿児島県代表  鹿児島市立 西陵小学校

「いい人探し隊」「子どもNEWS」等、情報委員会による活動が広く学校内に認知されていることがうかがわれる。特に、「子どもNEWS」は、昨今よく見られるブログではなく、ホームページ自体が児童によって作成されており、学力と表現力の向上に貢献していると思われる。また、充実した各種子ども向けコンテンツは、情報技術を媒介とした児童の学力向上に役立っているという印象を受けた。「子どもが主役」のキャッチフレーズのとおり、子どもたちが楽しんでホームページを活用している姿を高く評価したい。「情報技術を媒介とした児童の学力、表現力、コミュニケーション能力等の涵養」の観点で、文部科学大臣賞に相応しいと考える。


ベスト8

北海道代表  斜里町立 峰浜小学校

自然の中で子どもたちがのびのびと育つ様子が伺える。児童の研究発表も充実している。知床の自然が十二分に表現された美しいHPであり、地域の紹介、ひいては振興にも大きな効果があるのではないかと思われるほどである。

千葉県代表  印西市立 大森小学校

常に新しい取り組みにチャレンジしている。トップページのコンテンツレイアウト、ナビゲーション機能などが良くできており学校に関する必要な情報が分かり易く掲示されている。また、子どもたちが直接つくるコンテンツの比率が年々高くなってきており、子どもたちによる地域の商店の紹介や祭りの取材など地域コミュニティとの積極的なコミュニケーションが伺える。また、広くブログを公開することで全国とのコミュニケーションが図られている。

東京都代表  江東区立 辰巳小学校

積極的に地域コミュニティとの連携が図られており、父母の会サイトによる交流、地域の防犯・防災マップや子どもへの安全指導情報、地域施設へのリンクなど有用な多くの情報が、非常に分かり易く掲示されている。また、卒業生が学校のHP に参加できる仕組みもあり、掲示板によって恩師や友人への連絡に活用されている。都会校のHPのあり方の一つのモデルを見せた。

長野県代表  塩尻市立 塩尻西小学校

画像や先生のコメントから、子どもたちに対する愛情、子どもたちの活躍を保護者や地域に伝えたいという熱意が感じられる。また、旧校舎や体育館の改築、校内記念物の紹介など、さながら実際に学校を案内されているような雰囲気で秀逸。見る人を意識した分かり易いつくりとなっており、このHPによって在校生や地域から益々愛される小学校になったのではないかという印象を受けた。平成13年から継続・蓄積され、なお高いレベルを維持向上しつつある点を高く評価する。

三重県代表  津市立 南立誠小学校

ユニークな画面構成で楽しいホームページ。特に、大人が作成したページと子どもが作成したページに分かれていることが見易く便利。子どもたちの自由な発想とデザインで、しかもよく整理されている点が、型にはまらないこれからの小学校HPのひとつの方向を示している。

鹿児島県代表  鹿児島市立 西陵小学校

良いHPの魅力とは、情報の更新頻度もさることながら、小学校(筆者や編集者)の考えや感動を読者に媒介する度合いである。同校は当初から「週刊」をベースとしており、更新頻度の競争とは一定距離を置きつつも、学校の魅力や楽しさを引き出そうとする地道な努力を続けている。子どもたちによる取材編集では、子どもたちの観察力や記述力を高めようとする指導者の細かい気遣いが感じられる。

特殊教育諸学校代表  広島県立 広島北養護学校

ホームページの役割の一つが独自性のある自校の告知であるとすると、学校評価をはじめ、一般の理解を得られるように丁寧に自校の内容が紹介されておりアピール度が抜群である。インターネットの効用をはっきり印象付けた点で高く評価できる。

特別推薦枠  相模原市立 橋本小学校

積極的な児童の参加が見られ、更新頻度も高い。低学年向けのページでは手描きの絵が活用され、子どもらしさ、微笑ましさを強く感じる。学校に関するクイズなどもあり、親子でHPを通してコミュニケーションする姿が目に浮かぶ。


応援団賞

愛知県代表  一宮市立 瀬部小学校

県代表校等51校の中から、「J-KIDS大賞」サイトを通じて広く一般の皆様にご投票いただいて選出しました。

<応援団賞投票時メッセージより>

瀬部小学校、ついつい応援したくなってしまうのは、先生と子どもの二人三脚が目に浮かぶからでしょうか。これからもがんばってください!

毎日のように更新されていて、いつも開くのが楽しみです。特に校外学習のときはリアルタイムで情報が入るので、物騒な事件があった後でも、安心していられました。これからも応援しています。がんばってください。


特別賞 デジタル・イメージ賞

熊本県代表  相良村立 相良南小学校

写真そのものの力強さに加え、総合的な演出がとても上手である。子どもの目線を大事にし、思わずまた見に行きたくなる工夫が随所にみられる。静止画の他に、デジタルパラパラストーリー、動画、スライドショーなど気の効いたコンテンツが多数。さらに、給食の写真は真上からの構図をとり、思わず手を伸ばして食べたくなる出来栄え。ユーザビリティを配慮したページ構成も良い。


特別賞 テーマ賞

愛知県優秀校  高浜市立 翼小学校

従来型のページのほか、18種類ものブログを活用しコミュニケーションが図られている。それによって従来よりも様々な立場・視点から、児童の暮らしや学校行事などをより詳しく知ることができる。ブログの活用により、小学校HPの新たな「可能性」を見出すことが出来た。

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