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J-KIDS大賞2006 表彰式の模様
2006年11月18日(土)。お祝いの日にふさわしい好天の中、損保ジャパン本社ビル43Fにおいて、「第四回全日本小学校ホームページ大賞(J-KIDS大賞2006)」の表彰式が開催されました。
4回目を迎えた今年は、「ベスト8」「応援団賞」「デジタルイメージ賞」に選ばれた計10校の小学校の先生方と子どもたちが、北は北海道から南は沖縄まで、全国を縦断して大集合! 実行委員・選考委員の先生方や、協賛・協力企業、後援省庁・団体、一次選考にご協力いただいた社会人ボランティアの方々など約200名が出席しました。
ベスト8・応援団賞・デジタルイメージ賞 表彰
まず、「ベスト8」「応援団賞」「デジタルイメージ賞」の表彰です。
司会者が、表彰式に出席した各小学校を、一校ずつ呼び上げると、
「はい!」という元気な声とともに、子どもたちが起立。壇上へ上がります。
実行委員ならびに選考委員の先生方から表彰状と記念の盾、そして「おめでとうございます」とお祝いの言葉が贈られると、会場からは惜しみない拍手が送られました。
ベスト8

北海道代表
斜里町立峰浜小学校

千葉県代表
印西市立大森小学校

石川県代表
北陸学院小学校


岐阜県代表
土岐市立泉西小学校

愛知県代表
一宮市立瀬部小学校

高知県代表
四万十市立中筋小学校


熊本県代表
人吉市立中原小学校

沖縄県代表
那覇市立城東小学校

応援団賞

静岡県代表
浜松市立積志小学校


デジタルイメージ賞

広島県代表
尾道市立土堂小学校


発表!文部科学大臣賞・総務大臣賞・経済産業大臣賞・J-KIDS大賞

続いて、各大臣賞とJ-KIDS大賞の発表です。会場全体が緊張で張りつめた空気に包まれます。

「経済産業大臣賞」に選ばれたのは、「愛知県代表 一宮市立瀬部小学校」。

来賓の経済産業省の夏目さんからは、「J-KIDS大賞には、情報産業分野の人材育成の観点で、昨年度から後援をしています。小学校ホームページに携わった小学生の中から将来の日本の経済を背負って立つ方が一人でも多く現れることを祈念しています。」とのご挨拶をいただきました。

続いて「総務大臣賞」に選ばれたのは、過去3年連続「J-KIDS大賞」受賞という偉業を達成している、「千葉県代表 印西市立大森小学校」。

総務省の松川さんからは、「u-Japan構想のもと、ユビキタス社会を実現し、2010年度に日本が世界最先端のICT国家となることを目指しています。その中で、ICT人材の育成は最も大切であり、小学生の皆さんが、ICTに慣れ親しみ、その良い面も悪い面も含めて早くから理解を深めていただくことを願っています。」とのメッセージをいただきました。

そして「文部科学大臣賞」に選ばれたのは、北海道代表の斜里町立峰浜小学校。昨年度の「経済産業大臣賞」受賞に引き続き、2年連続の大臣賞の受賞です。

文部科学省の嶋貫さんからは、「皆さんは、全国の1万7千を超える小学校ホームページのチャンピオンです。胸を張って学校に帰って欲しい。我が国のIT戦略の中で、学校教育は大きな柱です。ホームページの活動を通じて情報活用能力を体得することは、まさに我々の政策の目指すところであり、コミュニケーション力の涵養、表現力の育成、ひいては学力の向上にと、大変意義深いものと思っています。」と小学校に向けたエールが送られました。

確かに、いずれも見事としか言いようのない、素晴らしいホームページばかりです。晴れがましい笑顔と共に壇上に上がる子どもたちと先生方に、各省庁の来賓の方々も笑顔で応え、握手を交わしていました。

さて、いよいよ「J-KIDS大賞」の発表です。ドラムロールが鳴り響く中、村井純実行委員長が、ゆっくりと発表カードを広げます。
「J-KIDS大賞は・・・・熊本県代表、人吉市立中原小学校です!」

途端に、会場から割れるような拍手が起こり、信じられない、という表情のまま、中原小学校の子どもたちが壇上に上がります。村井実行委員長から、表彰状とトロフィーを授与されると、会場は、再び大きな拍手に包まれました。フラッシュを浴びる子どもたちの姿に、先生もデジカメを片手に、感激で胸がいっぱい、と言わんばかりの表情です。
中原小学校のホームページ担当の先生や子どもたちの笑顔からは、これまでの取り組みの成果が実を結んだ満足感が伝わってきました。
経済産業大臣賞 総務大臣賞 文部科学大臣賞

愛知県代表
一宮市立瀬部小学校

千葉県代表
印西市立大森小学校

北海道代表
斜里町立峰浜小学校

J-KIDS大賞

熊本県代表
人吉市立中原小学校
各大臣賞、J-KIDS大賞受賞理由はこちら

村井実行委員長 講評

本年で4回目の開催となり、第一回のときに6年生だった子どもたちが、今では中学3年になり、来年は高校へ。先生方や父兄、地域に見守られた若い力がいよいよ社会へ出て行く、そんな時期になっています。
4年間も熱意を持ってこのコンテストを続けていただいた関係者に感謝と敬意を表します。
情報技術の進歩とともに、一人一人の人間がそれをどう使いこなすかという、人間の成長も常に求められる時代となっています。次の世代が健やかに、たくましく育っていくために、情報技術がいかに使われてゆくのか、新しい日本の未来を創っていく力が今日この場に集まっていることを確信しています。


レセプション
記念撮影を終えると、会場を移して、レセプションが始まります。

乾杯のご挨拶:中島洋実行委員

選考委員の一人として、50校の県代表校から今日この場に来られた小学校を選びましたが、その作業は一週間まるまる要しました。
各校のホームページは、とても内容が深く、日本全国の小学校でいま何が行なわれているのか、地域社会でいま何が起こっているのか、いわば日本全体の流れがつぶさに伝わり、とても楽しい作業でした。
若い皆さんには、ぜひ日本の健全な情報社会の礎となっていただきたいものです。
乾杯が終わると、会場で用意されたJ-KIDS大賞特製名刺を片手に、子どもも大人も一緒になっての歓談タイムです。中央に設置された各小学校のホームページを見ながら、お互いの小学校を紹介し合ったり、実行委員・選考委員の先生方からの質問に元気に答えたりしている子どもたちの姿が、あちらこちらで見られました。北から南から、小学生が一同に会して、直接交流ができるのも、表彰式ならではのお楽しみでしょう。

レセプションの途中では、受賞校スピーチが行われました。
トップバッターは、「経済産業大臣賞」受賞の愛知県代表 一宮市立瀬部小学校。
「学校の行事や楽しかった事を毎日記事に書いてきて良かった」と喜びの気持ちを話してくれました。

続いて、受賞校発表の際には、もらったメダルを祈るように握っていたという「総務大臣賞」受賞の千葉県代表 印西市立大森小学校の元気なスピーチです。「毎日、一生懸命更新してきて良かった。今日この場に来られてとてもうれしい」という一言に、すべての想いが込められているようでした。

引き続き、壇上に上がった「文部科学大臣賞」受賞の北海道代表の斜里町立峰浜小学校。感激のためか、涙で声を詰まらせながらの子どものスピーチに、思わずもらい泣きした方も少なくありませんでした。

最後に、「J-KIDS大賞」を受賞した、人吉市立中原小学校が壇上に上がります。
思いがけない受賞結果にまだ実感が沸かないのか、なかなか気持ちを言葉にすることができなかった子どもたちが、ようやく「本当に嬉しいです。ありがとうございました。」と大きな声で言うと、会場からは再び大きな拍手が送られました。
立ち上げから1年余りでJ-KIDS大賞を受賞するほどのホームページへと育て上げたホームページ担当の先生からは、「本校のキャッチフレーズは、『夢はかなう。奇跡だって起こる』ですが、まさに奇跡が起こり、夢がかないました。」と感激の言葉がありました。

レセプションの中締めでは、大川恵子実行委員から、
「今年は、例年以上に、見ていて元気になるホームページがたくさんありました。小学校の様子が伝わるホームページが増えてきたことの証拠だと思います。今から、来年が楽しみです。」とメッセージがあり、会場にいた多くの人たちが深くうなずいていました。

今年のJ-KIDS大賞は、この表彰式での感動の余韻を残しつつ幕を閉じましたが、小学校ホームページは、日々更新され、進化し続けています。J-KIDS大賞は、これからもがんばっている小学校、先生、子どもたちを応援していきます。
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