第10回全日本小学校ホームぺージ大賞 みんなの毎日は宝物! J-KIDS大賞2012
受賞校インタビュー

J-KIDS大賞2010 グローイングアップ賞受賞
北陸学院小学校にて「インターネット安全教室」が開催されました!


グローイングアップ賞の副賞として開催された「インターネット安全教室」(提供:NTTコミュニケーションズ株式会社)の様子をご紹介します。

今年度のグローイングアップ賞受賞校は石川県金沢市にある北陸学院小学校です。
連日降り続いていた雪もやみ、当日は青空が広がりました。

第一部:「あなたはどうする?ケータイ インターネット」

まず児童向けの授業です。4年生から6年生まで、84名の子どもたちが集まりました。
インターネットにひそむ危険について、話を聞きます。
「掲示板へ携帯番号を書き込んで大丈夫だと思いますか?」の質問に
-「携帯番号を書かないと連絡が取れない」
-「掲示板に書き込むということは、世界中の人に知らせることになってしまうから危険」
など、子どもたちからもたくさんの意見が出ます。

掲示板でやり取りした相手が小学生だと思っていたら…大人だった!
女の子だと思っていたら…男性だった!
顔が見えないやり取りには色々な危険があるのです。

また、チャットでの何気ない発言が友達をきずつけてしまう可能性があること、ネットショッピングをしようとしたら詐欺にあってしまった!など、色々な場面を疑似体験して、「正しいことは何か?」をみんなで考えます。

インターネットはルールとマナーを守って使えば、とても便利なものです。しかし楽しいことがたくさんある反面、危険と隣り合わせだということを子どもたちも実感していました。

「知らないと怖い、でも正しく使えば安心・便利」
「ネット上でも、もちろん友達を大切に」
「ケータイのルールやマナーについて、お家の人と一緒に考えよう」


最後にみんなで声に出して確認しあいました。
『怪しい』と思ったら、自分の情報は出さないこと、周りの大人に相談してみることが大事ですね。

参加した子どもたちの感想

色々な危険があると聞いてはいたけど、改めて勉強になった。

実はインターネットを使っていて怖い思いをしたことがあった。これからインターネットで書き込みをする時は気をつけようと思った。

普段普通に使っていたけど、ひとつ使い方を間違えると危ないと思った。

ルールを守って、他の人にも迷惑をかけないように使わなければいけないと気づいた。

第二部:「親子のためのネット社会の歩き方セミナー」

続いて保護者向けのセミナーです。

「今、子どもたちがどんなインターネットの使い方をしているのか、現状を知りたい」
「携帯電話をもたせるタイミングなどを考えなければいけないので、知識をつけたい」
と、16名の保護者の皆さまが参加されました。

掲示板の中には、いわゆる「出会い系」のようなものも存在します。法規制もされていますが、暗号や隠語によってかいくぐられてしまうなど、被害がなくなることはないようです。危険なサイトの存在、またその中でやり取りされている内容の怖さを再認識していただきました。

「皆さんが子どもの時は、携帯電話やインターネットはなかったですよね?」との問いに、大きくうなずく参加者の皆さん。そういった背景から、なかなか大人が事前に注意をできていないケースも多いのが現状です。

子どもたちは、困ったとき大人に相談します。そこで、正しい知識をもって一緒に問題を解決していきたいですね。

参加した保護者の感想

規制をかいくぐる暗号や隠語など、知らないことがたくさんあり、勉強になりました。

保護者が無関心、放任主義ではいけないと思います。

子どもにもインターネットのメリット・デメリットを伝えたい。

インターネット上の情報が人を動かす時代だと思う。保護者が知識をつけないと、子どもたちを守れないと感じました。


インターネット安全教室
提供・講師: NTTコミュニケーションズ株式会社
ページのトップへ