第6回全日本小学校ホームぺージ大賞 みんなで応援しよう! J-KIDS大賞2008
J-KIDSひろば

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         【J-KIDS通信】(第8号)[2008/06/27]
        〜第6回全日本小学校ホームページ大賞〜
            http://www.j-kids.org/    
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こんにちは。J-KIDS大賞事務局・鳥光です。

雨で外が暗い日でも子どもたちは華やかですね。
服装自体も色鮮やかな子が多い中、特に雨具!赤い長靴に、柄の傘に、黄色いカッパ。スーツに身を包む大人たちの中にいるとあの明るさに心奪われます。天気が晴れでない日でも色で溢れた小学校の中で過ごせる先生方が羨ましい今日この頃です。

▽目次
★1★ 都道府県等代表選考状況報告
●2● 事務局便り
■3■ 豊福晋平実行委員に直撃!
◆4◆ 大募集!読者からのおたより

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★1★ 都道府県等代表選考状況報告
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選考ボランティアによる評定も終了し、現在、事務局員による二次評定実施中です。二次評定は、ボランティアに実施いただいた一次評定結果を精査するとともに、追加の約20項目を評定します。
その上で、事務局員が集まり代表校選考会を開催し、丸一日かけて代表校52校を決定します。
夏休み前には、代表校の発表をしたいと考えています。今しばらくお待ちください!

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●2● 事務局便り
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J-KIDS大賞事務局 高畑です。

大学生のころ、人形劇のボランティアサークルに所属していました。
かなり本格的なもので、脚本、人形、大道具、小道具、舞台装置、音響などすべて手作りで4ヶ月かけて製作します。人形も身長80センチと大きく、首も手も動く本格的なものです。

製作した劇を引っさげて、夏休みに小学校を5校程度巡回して公演していました。夏休みに公演のために、登校日にしてもらい、子供たちに見てもらうのです。子どもたちに何を伝えたいか、どうしたら喜んでもらえるかを真剣に議論して、情熱を持って取り組んでいました。
公演のあとは、各教室で子どもたちにプチ人形劇をさせたり、ゲームをして一緒に楽しみます。子どもたちの笑顔が何よりの楽しみでした。

巡回講演の間の宿泊は、主に小学校です。家庭科室で食事を作り、教室で布団を敷いて寝るのです。夜の学校の廊下にぼんやりと浮かぶ火災報知器の赤い光が妙に怖かったのを思えています。
体育館での蝉の声を聴きながらの昼寝も最高でした。
今では保安上の関係で学校での宿泊は認めてくれないところが多いでしょうね。

20年も経った今では、そのサークルも部員が集まらず、廃部状態と聞いています。これも時代の流れなんでしょうか。寂しい限りです。

そんな私がJ−KIDSに携わっているのも何かの縁ですね。
人形劇からホームページへ。形が変わっても子どもたちのために、何か役に立てるということは、私自身にとってもうれしいことです。

さあ、もうすぐ7月。都道府県代表校選考も佳境です。
選考がんばります!

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■3■ 豊福晋平実行委員に直撃!
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学校教育とインターネットの研究を専門とし、J-KIDS大賞実行委員のお一人でもいらっしゃる、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター准教授・豊福晋平先生のコーナーです。(全3回)
                                
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こんにちは、選考委員の豊福です。今年のJ-KIDS大賞コンセプトについてご紹介しています。
前回は抽象的な基準を評定する仕掛けについて述べました。今回は数年ぶりに改訂された項目構造のお話です。

数ある教育系コンテストの中でもJ-KIDS大賞が唯一備えているのは、詳細な客観評定項目とその構造です。
もちろん、これは多数のボランティアの方々が参加するために、目線と評定の甘辛をそろえるという理由があるのですが、それだけではありません。各学校のサイト運営者が自身のウェブサイト内容を点検するときに、何が求められ、何が偏っているのか把握し、内容改善や拡張を計画する上での目安になるように工夫されています。

さて、J-KIDS大賞2007県代表選考時の評定項目数は全68項目で、10個のカテゴリで構成されていましたが、J-KIDS大賞2008の評定項目は49項目(1次と2次の重複項目を加えると51項目)で、7個のカテゴリに対し3段階のレベルを設定して項目を配分しています。

項目総数が減った理由は、評定者の負担を軽減する意味もありますが、前回にも述べたように、形式的評定からより総合的な項目へと統合されたことが大きいといえます。また、2007までの構造が、情報の意義と対象という観点から構成され、やや分かりにくい印象を与えたのに対し、2008の構造では、情報の更新頻度や機能に注目したカテゴリ分けに換えたことで、学校ウェブサイト運用者が把握しやすくなりました。

7つのカテゴリは、それぞれ、@「基本」(学校ホームページに必要な基本要素)、A「年次更新」(学校統計や教育目標など通常年次で更新される要素)、B「月次更新」(学校広報物・行事予定など通常月次で更新される要素)、C「随時更新」(学校生活や授業風景など随時更新される要素)、D機能(ホームページに備えるべき先進的機能)、E(学校ホームページの個性を際だたせる要素)、F(独創性やデザインなど総合的に判断される要素)となっています。

一方、3段階のレベルはそれぞれ「レベル0」(学校ホームページの必須要素)、「レベル1」県優秀校(ボランティア1次選考)レベルで達成されるべき要素、「レベル2」県代表校(事務局2次選考)レベルで達成されるべき要素として整理されています。

今回は7×3のマトリクスすべてに項目が配置されている訳ではありませんが、採点時にマトリクス配点を表示させれば、一応の得点傾向が把握できるようになっています。今年は昨年度の評定結果とあわせ、各学校の担当者の方へフィードバックを行うため、できるだけ早く統計的な分布と傾向考察をお返しできるようにしたいと考えています。

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◆4◆ 大募集!読者からのおたより
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読者からのお便りをご紹介するコーナーを開設したいと考えています。
小学校に関わる事柄であれば題材は自由ですので、楽しいお便りをお寄せください。随時、このコーナーでご紹介いたします♪

・お便りは、メールで info@j-kids.org にお送りください。
・メールの件名は「読者の声」としてください。
・字数は、400字以内でお願いします。
・本名、ペンネーム、匿名、いずれでも結構です。(ご指示ください)
・掲載にあたっては、内容趣旨を損なわない範囲で、頂いた文章の変更や要約を行う場合があります。予めご承知おきください。

 

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