第6回全日本小学校ホームぺージ大賞 みんなで応援しよう! J-KIDS大賞2008
J-KIDSひろば

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         【J-KIDS通信】(第4号)[2008/05/30]
        〜第6回全日本小学校ホームページ大賞〜
            http://www.j-kids.org/    
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こんにちは。J-KIDS大賞事務局・高畑です。
先週末、我が子の小学校の運動会でした。お天気が心配でしたが、最後まで雨が降らずに無事開催できました。長女は6年生なのですが、6年間最後の運動会で、はじめて優勝の喜びを味合うことができました。
リレーの選手としても出場し、見事1位!
とても思い出深い運動会になったと思います。

▽目次
★1★ 都道府県代表選考状況報告
●2● 事務局だより 
■3■ J-KIDS大賞の秘密!?
◆4◆ 07年度受賞校(益田市立吉田小学校)訪問記(下)

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★1★ 都道府県代表選考状況報告
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選考ボランティアによる評定もいよいよ終盤です。残り2週間となりました。現在の進捗率は約61%です。
現在、100校以上評定いただいているボランティアの方が18名いらっしゃいます。最高はなんと!300校を超えています。
ありがとうございます。

ボランティアの皆さま、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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●2● 事務局だより
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J-KIDS大賞事務局の出店です。
今年度から初めてJ-KIDS大賞に携わらせていただきます。
よろしくお願い致します。

私は親の転勤で、5校の小学校に通いました。自分の通った小学校にはホームページはあるのだろうか・・・と探してみたところ、5校すべてホームページがありました。小学校ホームページって普及しているのだなと改めて感じました。

ホームページで学校の様子や周辺地域情報を見て、ここでよく遊んだな、当時よりずいぶん綺麗になったなとか、意外とまだ校歌が歌えるではないか・・・などなど、おぼろげな記憶を辿りつつ、幼き頃の思い出に浸りました。

選考では母校に限らず、様々な小学校のホームページを見ていますが、どのホームページも楽しそうな学校生活が感じられますし、こんな授業私も受けてみたい!と思ったりもします。
ホームページを見るたびに気持ちだけ小学生時代にタイムスリップしながら、引き続き、選考を楽しみたいと思います。

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■3■ J-KIDS大賞の秘密!?
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前回までは、J-KIDS大賞ホームページの秘密をご紹介してきましたが、今回は選考ボランティアが行う評定の小学校「予約」についてお届けします。あまり「秘密」ではないかもしれませんが。。。

評定は、小学校1校につき2名のボランティアが行います。評定を行うにはまず、評定をしたい小学校を検索して「予約」をします。評定開始時点では、「予約」は早いもの勝ちとなります。

ボランティアは自分の観点で好きに小学校を選ぶわけですが、毎年、あっという間に予約で埋まってしまうカテゴリがあります。それは、「沖縄県」、「海外(在外日本人学校)」です。

沖縄のHPは、掲載されている写真の青空や海の色がとてもきれいです。写真から沖縄らしさが溢れています。
海外の小学校はその国独特の雰囲気が漂っており、風景も違えば、学校に植えてある植物も違います。近くは韓国から地球の裏側のアルゼンチンまで。。。
きっとボランティアの皆さんも非日常を求めて、HP上の小旅行を楽しんでいるんでしょうね。

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◆4◆ 07年度受賞校(益田市立吉田小学校)訪問記(下)
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昨年度のJ-KIDS大賞で総務大臣賞を受賞した、益田市立吉田小学校の訪問記をお送りします。今回はその後半になります。

*実行委員会事務局員が08年2月8日に同校にお邪魔しました。
 この訪問記は、J-KIDS大賞のサイトにも写真入りで掲載されて います。

http://www.j-kids.org/archive/archive2007/hiroba/interview2007_02.html

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J-KIDS大賞2007
総務大臣賞 島根県 益田市立吉田小学校
吉田小学校:村上伸悟校長、長島靖和教諭、児童
取材:J-KIDS大賞実行委員 豊福晋平、J-KIDS大賞実行委員会事務局

自己満足に終わらない、提案型のホームページを〜長嶋靖和先生

>島根をぶち有名にする!ぷろじぇくと」など、総合学習と結びついたホームページが特徴的ですね。

自ら学び、自ら考え、自ら行動していく子どもを目指して、総合という学習をやりいたいとかねてから考えていたんです。実は、村上校長も
僕も、故郷に舞い戻ったかたちで、赴任しました。その故郷には、いいところがいっぱいあるのに、伝わっていないのが歯がゆかった。子どもたちには、故郷を愛し、誇りをもってくれるようになってほしいと、総合学習の時間で地域を学び、その良さを見つけ、発表する授業を始めたのです。これをインターネットというメディアに載せたら、その思いがさまざまなかたちでリンクしたのです。テレビで紹介されるなど、予想していない方面にも広がりました。最初は自分たちにはたして何ができるのだろうかというところから始まって、それがやがて現実化した。
今では子どもたちも、自分たちがやっていることが、益田や島根のためになっていると実感しているようです。

>日常的に情報発信をしていく中で、保護者や地域の変化を感じましたか?
 
例えば、土日に子どもたちが町なかで取材していても、町の人はいぶかしがらずに「吉田小のホームページに載せるんだね、じゃあ、協力しましょう」と力を貸してくれます。あるいは、風邪が流行った時などは、ホームページのアクセス数がドッと増えたこともありました。もしホームページがなかったら、いずれの場合も、問い合わせの電話が殺到していたことでしょう。僕自身、コンビニでいきなり肩を叩かれて「がんばっとるね」と言われることもあります。保護者も地域も、ホームページを見てくれている。それをどういかしていくことができるかが、大切なのだと感じます。

>良い方向に、リンクし、回転しているようですね。
 
校長は、みんなでがんばろうとか口で言うのではなく、まず行動を起こす。
それが次の行動を呼び起こしているのだと思います。例えば年間で40回ぐらい、学校だよりを発信します。「できたでぇ、あとはブログをよろしく」と言われると、教職員もアクションしないわけにはいかないでしょう(笑)。
自然と皆が動き始め、結果的に、がんばれば人口5万の益田でもこれぐらいできるんだよという方向に向かってきたのだと思います。

>子どもたちは、どう変わりましたか?
 
子どもたちは、ホームページを始めて半年ぐらいで、ものの書き方から写真の撮り方まで、変化したのを感じましたね。日々、学んでいるんでしょう。その成長を手助けするためにも、自己満足に終わらないよう、できるだけ提案型のホームページにすることを心がけています。
ただ調べて終わりなのではなく、それが町のため、人のためになるよう、提案していくのです。同時に、それをホームページで発表するだけではなく、J-KIDS大賞もそうですが、コンテストに出して評価を受けるなど、さらにもう一歩がんばれるように、しむけていく。その経験を学校に蓄積していきたいと思います。熱心な担当教諭がいるからホームページができるのだというご意見も聞きますが、実際にはいろいろな人を巻き込んで、進んでいます。僕は担当者ではありますが、決して自分一人でつくれるものではない。いろいろな人が関わって、いろいろな情報が出るから、ホームページは面白いのです。

(完)
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では、また来週、みなさんにお会いできるのを楽しみにしています!

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