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J-KIDS大賞2004とは?
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J-KIDS大賞2004 選考経過と結果
J-KIDSひろば
豊福晋平実行委員コラム
第5回 学校ホームぺージと学校評価
最近、業界では学校評価が話題です。この学校評価、従来は大半が内部で行われる閉じられた存在でしたが、最近は外部評価を取り入れる傾向が強くなっています。各自治体とも研究、検討を進めていることから、この動きはさらに加速され、学校選択制度とあいまって、今後はいかに評価される学校運営を行うかが、学校経営上の重要なポイントになっていくことでしょう。
しかし、評価とは諸刃の剣であって、学校を映し出す鏡にもなれば、逆に学校を歪めてしまうこともあります。仮に、評価軸が極端に偏って貧しいものになれば、それ以外の個性は抑圧されてしまいます。あるいは、学校から提供される判断材料が限定されたものだとすると、漠然とした印象や噂を元に評価されることになり、少数の者によって判断された評価値が検証されることのないま ま、勝手に一人歩きし始める恐れがあります。
本来、学校とは様々な個性や意義を持つ存在ですから、評価の立場や軸も複数かつオープンなものであっていいはずです。そのためにも、まずは学校側が多様で確実な情報を発信する必要があります。
今年度のJ-KIDS大賞の評価指標は、「『これがいい』だけではなく『こうあってもいい』がのぞましい」という意見を元に、改めて多軸で構成したものです。ホームページにも、それぞれの学校の多様な個性が反映され、より的確な評価がなされるようになるといいですね。
主催: J-KIDS大賞実行委員会