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J-KIDSひろば
豊福晋平実行委員コラム
第6回 やっぱり更新はたいへん
ホームページの要はなんといっても日々の運営管理にあります。
i-learn.jpでは、毎日、学校ホームページの更新状況を自動調査・集計していますが、その結果を見ると、年間300日以上更新する学校がある一方、年に1回の更新ですら行われていない学校が全体の約3割を占めています。つまり、日常的にホームページをメンテナンスしている学校は、まだまだ少数だということです。
「学校ホームページで実績を上げている学校は、日常の教育活動を何かしら犠牲にしているのではないか」という声を耳にすることがあります。
しかし、更新頻度に限っていえば、何かを犠牲にして、気合と根性で続けていても、かえってホームページに無理や嘘が見えてしまうことになりかねません。
年に数回飾り立てたページを作ることができても、毎日更新し続けることの方がずっと大変なことなのです。情熱だけではけっして続かない厳しさが、ホームページ運営にはあります。
私自身、いかに無理をせずとも動きのあるページを作るか、というのが長年のテーマでした(その結果はi-learn.jpサイトをご覧いただければわかると思います)。更新をサボっていると胃がキリキリしてしまうのは、サイト管理者ならではの職業病ですが、だからといって、忙しい仕事にさらに負担が加わるのではたまったものではありません。
ですから、「年間300回更新」という、ほぼ毎日更新している学校のホームページ担当の先生のマメさには、驚かずにいられません。
マメに更新を続ける学校は、どこかしら手間や時間をかけずに情報を発信できるような工夫をしているものです。たとえば、業務日誌を書くような感覚で、ホームページにちょっとした書き込みを残せば、毎日継続していくうちにりっぱな記録になります。ぜひこんな智恵や工夫を学びたいものです。
主催: J-KIDS大賞実行委員会