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J-KIDSひろば
小学校ホームページづくりの現場から
第3回 気軽に、時間をかけないで更新するための工夫
〜 枚方市立田口山小学校・山本先生 〜
■肩肘の張らない、普段着のホームページ作り
ホームページを作成していて一番うれしいのは、保護者の方々に作ったホームページを見ていただくことです。
見ていただくためにも、日々の更新は欠かせません。
そこで、学校行事や学習活動の過程、花壇に咲く花々等、日々の教育活動の中で気に留めたほんの1コマを、デジタルカメラで撮影し、一言沿えて、トップページに毎日掲載しています。
1枚の写真だけですから、手間もあまりかかりません。
毎日更新していると、必ず保護者の方がホームページを見に来てくれるようになります。励ましのメッセージが届くようになります。
また、ホームページ作りに慣れ、もっと早くホームページをつくることができるようになります。
学校のホームページでは、沿革史等も大事な情報です。
しかし、本当に保護者の方々が見たい情報は「子どもたちが、学校でどんな生活を送っているか」ではないでしょうか?
その様子を、1枚の写真を通じて発信していくのです。
■ホームページの持つ効力
本校のホームページを運営していて、感動したことがあります。
昨年の夏休み、本校の校庭からたまたまタイムカプセルが出てきました。
卒業記念等で埋めたものではなく、当時の卒業生が個人的に埋めたもののようでした。
このことをホームページに掲載したところ、なんと1週間も経たないうちに、ご本人が名乗り出て来られたのです。
もしホームページがなかったら、実際に埋めた方を見つけるまでに、何年もかかったのではないでしょうか。
ホームページの持つ威力に、本当に驚かされました。
※枚方市立田口山小学校のホームページに
 掲載されたタイムカプセルの記事はこちら
■いかに気軽に更新できるようにしていくか?
ホームページを運営していく上では、コンテンツ作成はもちろんですが、ファイルやフォルダ、リンクの管理も必要です。
昨年度までは、ホームページ・ビルダー(IBM)を使って管理していましたが、掲載写真の元画像も含めると、管理対象のファイル数が数万にもなってくると、さすがに負担になってきました。
そこで、昨年度後半から、ホームページ作成担当者が趣味で作り始めたホームページ作成ソフトを利用しています。
このソフトを使うと、掲載したい写真を指定するだけで、自動的にトップページに掲載してくれるのです。 また、「トップページを飾った写真集」や写真付きの新着情報も、自動作成してくれます。
新しくはじまった「校長室便り」のコンテンツでも、このソフトを利用して発信しています。委員会活動としておこなっている「田口山の今」も近日中に発信したいと考えています。しばらくは、日々の更新とともに、機能の追加とバグの修正を行う日々が続きそうです。
■枚方市立田口山小学校
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主催: J-KIDS大賞実行委員会