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J-KIDS通信

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         【J-KIDS通信】(第2回)[2005/05/27]
          〜全日本小学校ホームページ大賞〜
            http://www.j-kids.org/
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こんにちは。J-KIDS大賞事務局・片桐実也子です。
J-KIDS大賞2005の一次選考が始まって、早2週間が過ぎました。私の職場でも、
みんなで、それぞれの小学校時代の話題で盛り上がっています。
そういえば、小学校の頃、もっと先生の小学生時代の話を聞いておけばよかっ
たな、と今頃になって思います。今の小学生だったら、早速取材に行って、ホ
ームページに載せるのかもしれませんね!

▽目次
■■■コラム:豊福晋平実行委員が行く!
★★★J-KIDS大賞2004・受賞校インタビュー
●●●J-KIDS大賞事務局便り
◆◆◆おしらせ

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■■■コラム:豊福晋平実行委員が行く!(第2回)
「2003年からの変化」
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学校教育とインターネットの研究を専門とし、J-KIDS大賞実行委員のお一人で
もいらっしゃる、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター助教授
・豊福晋平先生のコラムです。

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■2003年からの変化

J-KIDS大賞はまさに県代表選考の真最中ですが、3年目ともなるといろいろな
変化に気付くものです。
今回は最近の学校サイトの傾向についてお話ししましょう。

文部科学省の調査によると、2004年3月時点の学校ホームページ設置率は
公立全体で71.6%となりました。
特に最近は、小中学校の普及が急速に進んでいます。i-learn.jp全体(幼稚園
から高専まで)の傾向からみると、2003年から2004年度では年間更新
回数の平均は、9.4回→17.8回と大幅にアップしています。
ただし、この平均値の上昇は全体的なレベルの底上げを意味するものではあり
ません。年間更新ランキングの上位0.2%(2004年で約50校)の平均
更新回数が303.1回、と驚くべき数値になっている一方、42.8%の学
校サイトでは、年間更新回数は7回以下という状態です。
熱心に更新する一部の学校と、放置されている大多数の学校とに、二極化され
つつあります。

内容についても、同様のことが言えます。
内容拡充に励んでいる学校では、基本的な項目がほぼ完備されたうえで、より
高度なレベルへシフトしている様子がうかがえます。ひとことで言えば「ロー
マは一日にして成らず」、つまり、更新実績の向上に伴ってはじめて見えてく
る様々な側面がある、ということです。
たとえば、日々の教育活動が詳細に報告されるにしたがって、学校管理職や複
数の先生方や児童が、ホームページ制作に関与す始めるケースが増えています。
複数の目から記事が投稿されることで、立体的に学校を理解できるメリットは
非常に大きなものです。
特に、管理職の場合、報道記事や身近な出来事を取り上げ、教育者としてのコ
メントや学校としての姿勢が繰り返し述べられることで、読み手にとっての安
心や信頼につながっているように思います。

こういった変化が感じ取れるようになったのも、継続してきたからこそ、です。
継続は力なり。今年度も、学校ホームページを引き続き見つめていきます。


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★★★J-KIDS大賞2004・受賞校インタビュー(第2回)
−特別賞「デジタル・イメージ賞」:群馬県 群馬町立上郊小学校
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昨年度のJ-KIDS大賞2004で、ベスト8および特別賞を受賞された小学校に、ホ
ームページへの思いや、受賞後の感想を伺っています(お返事をいただいた順
にご紹介していきます)。

第2回目は、昨年度、特別賞「デジタル・イメージ賞」を受賞した、群馬町立
上郊小学校の外処敦史先生にお話を伺いました。

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昨年度は、栄えあるデジタル・イメージ賞を受賞し、関係各位からお褒めの言
葉をいただくとともに、地域の新聞や役場の広報誌でも扱っていただきました。

学校での生き生きとした子どもたちの様子を紹介したいという願いを反映でき
ればと思い、取り組みました。この取り組みが高い評価をいただけたことは、
この上ない喜びです。

地域のお年寄りから、
「なかなか帰れない単身赴任の息子が楽しみに見ているようです」
「子どもや学校の様子が、まるで学校に行ったようによくわかってとても助か
ります」
などの声をいただき、とてもうれしく思いました。

特に臨海学校から、リアルタイムで子どもたちの様子を掲載したコーナーは保
護者の方々に評判がよく、少しでも保護者の方に安心していただければという
こちらの真意が通じたようです。

学校行事や校外学習の様子は、次年度の参考にもなり、先生方にも喜んで活用
していただいています。
これからも、喜ばれるホームページ作りに励みたいと思います。

★群馬町立上郊小学校


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●●●J-KIDS大賞事務局便り(第2回)
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J-KIDS大賞事務局の宮本です。昨年に引き続き、事務局をつとめます。
11月の表彰式までの約半年間よろしくお願いします。

早速ですが、本年も5月10日からボランティアの皆さんによる一次選考がス
タートしました。
本年は、平成の大合併と言われているように市町村の合併が多く、そのことが
小学校ホームページからも見て取れます。
「市町村の変更によりURLが変更になったホームページ」や「市町村の名称
が変更のホームページ」、また「XX小学校と統合します(した)」というホ
ームページを見かけます。

私の母校もすでに統廃合されていて、いまやホームページを見ることができま
せんが、自分の出た学校が今どうなっているのか、帰省したときに覗いてみま
した。校舎も古くなっていましたが残っており、運動場が少年野球場として開
放されていてほっとしました。
もし廃校となることなく存続し、ホームページがあれば頻繁に覗いていたこと
でしょう。

昨年は、さまざまな工夫をこらし、児童の様子、小学校行事の様子から感動が
伝わってくるホームページがたくさんありました。
今年もこういったすばらしいホームページとの出会いを楽しみにしています。


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◆◆◆おしらせ
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気になる小学校のホームページが、J-KIDS大賞2005の選考対象として登録され
ているかどうかをご確認いただくことができます。
詳細は、J-KIDS大賞2005公式サイト(http://www.j-kids.org/)の「J-KIDS大
賞に参加するには」のメニューからご確認ください。

また、J-KIDS大賞では、小学校の担当者の方から選考ボランティアに対して、
ご自分の担当されている小学校ホームページをアピールすることができます。
詳細は「日本の学校」(http://www.i-learn.jp/schools)をご参照ください。


では、また来週、みなさんにお会いできるのを楽しみにしています!

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□ J-KIDS通信 〜全日本小学校ホームページ大賞〜
■ http://www.j-kids.org/
□ 編集・発行元    :J-KIDS大賞実行委員会事務局
■ 配信ペース     :毎週金曜日
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