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J-KIDS通信

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         【J-KIDS通信】(第4回)[2005/06/10]
          〜全日本小学校ホームページ大賞〜
             http://www.j-kids.org/
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こんにちは。J-KIDS大賞事務局・片桐実也子です。
今日6月10日は「時の記念日」です。
そういえば、以前、ミヒャエル・エンデ作「モモ」という児童書が、話題にな
りました。日々に忙殺される世界に対して警告を鳴らすそのストーリーは、児
童書とはいえ、大人たちの間でも大きな話題となりました。
この機会に、改めて読み直してみようかな、と思っています。

さて、本日の「J-KIDS通信」も、張り切ってお伝えします!

▽目次
■■■コラム:豊福晋平実行委員が行く!
★★★J-KIDS大賞2004・受賞校インタビュー
●●●J-KIDS大賞事務局便り
◆◆◆おしらせ

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■■■コラム:豊福晋平実行委員が行く!(第4回)
「学校ホームページが『つなぐ』もの」
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学校教育とインターネットの研究を専門とし、J-KIDS大賞実行委員のお一人で
もいらっしゃる、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター助教授
・豊福晋平先生のコラムです。

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先週6月4日、東京・有明で開催された「New Education EXPO」のシンポジウ
ム「学校ホームページが地域を変える学校を変える」に出演しました。土曜日
の午前中、という時間帯にも関わらず、多くの方々にご来場いただき嬉しい限
りです。来場者の方々の真剣なまなざしを浴びて、私のなかのひとつの懸念が
消え、確信に変わったように思います。

私がこのところずっと抱いてきた懸念とは、「学校サイトは本当に学校に受け
入れられるのだろうか」ということでした。
その昔、学校サイトが話題を集めたのは、あくまでも新奇な技術が注目された
からであって、一般には詳しい教員の腕試しという冷めた評価が大半でした。
サイトの継続運用には半端でない労力がかかりますし、解決すべき問題も山積
します。一時的な流行で終わらせたのでは、研究者として申し訳が立ちません。
しかしながら、一方にはマスメディアが伝えない学校の日常を知りたい、と切
望する人々が存在し、もう一方に、地味に毎日続けている事がもっと世間に認
められてもいいのに、と感じる多くの学校関係者が存在しているとするならば、
その間をつなぐ不可欠なメディアとして、学校サイトはもう立派に役割を果た
しているではないか、と思ったのです。

学校が世間に成果をアピールする方法は様々ですが、半年や1年に1度のイベ
ントで華々しく着飾るより、普段着のままの毎日の積み重ねが広く認められる
方が、学校らしいと言えますし、当事者の先生方や保護者の皆さんにとっても
本望だと思います。
多くの人々に支えられているこのJ-KIDS大賞は、そんな日々の当たり前の、し
かし欠かすことのできない大切な営みを、しっかり見届け応援する、心強いサ
ポーターであり続けたいと、以前にも増して意を強くした次第です。


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★★★J-KIDS大賞2004・受賞校インタビュー(第4回)
−ベスト8:鹿児島県代表 鹿児島市立西陵小学校
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昨年度のJ-KIDS大賞2004で、ベスト8および特別賞を受賞された小学校に、ホ
ームページへの思いや、受賞後の感想を伺っています(お返事をいただいた順
にご紹介していきます)。

第4回目の今回は、J-KIDS大賞2003、2004、と2年連続でベスト8に選ばれて
いる、鹿児島市立西陵小学校のホームページ作成担当の牧健一先生にお話を伺
いました。

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J-KIDS大賞2004を受賞して、とても嬉しく思っています。

おかげさまで、2005年は、情報委員会の子どもたちだけではなく、各学年から
1人ずつ先生方がスタッフとして参加してくださることになりました。
月1回の勉強会も始まりました。本校で1番の変化だと思います。


従って、今年の運営テーマは「めざせ!ショッピングモール」としました。
学校ホームページをひとつのサイトではなく、それぞれの担当が運営するサイ
トの集合体と考え、より活性化することができたらなぁと考えています。

コンテンツもまだまだ未完成な部分もありますが、組織的な運営に力を入れる
年になりそうです。

★鹿児島市立西陵小学校


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●●●J-KIDS大賞事務局便り(第4回)
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J-KIDS大賞事務局の片桐です。
現在開催中の愛・地球博にある地球市民村の一角に、「おさんぽジャパン」と
いうブースがあります。(http://www.o-sampo.jp/)
実は、その「おさんぽジャパン」の一角で、J-KIDS大賞が紹介されています。
遠足や修学旅行で訪れた小学生だけでなく、その下見に来られた先生方にも、
興味・関心を持っていただいているようです。(ありがとうございます!)

それにしても、博覧会の力というのはすごいですね。
先日は、私の両親が大阪万博に行ったかどうか?、で盛り上がっていました。
また、数年前には「つくば博で書いた『自分への手紙』が本当に届いた!」と
興奮気味で話す友達が、何人も現れました。
もう随分前の出来事なのに、そのときの記憶や感激が薄れることはないようで
す。

私自身も、小さい頃、とちぎ博に行って感激した記憶があります。
コンピュータに打ち込んだ「片桐実也子」という文字が、そのまま活字となっ
て印刷されるのを目の当たりにした瞬間、「文明開化だ!」と思ったものです。
もしかしたら、あのときの感激が、活字への憧れやコンピュータへの憧れにつ
ながっているのかもしれません。

愛・地球博を体験した子どもたちが、将来どんな大人になるのか? ホームペ
ージを見ながら、さまざまな思いを馳せています。


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◆◆◆おしらせ
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★『J-KIDS大賞2005 小学校ホームページサミット(情報教育研修会)』を
 開催します!

J-KIDS大賞2005の一環として、8月5日(金)〜6日(土)に、ホームページ
運営をテーマにした宿泊セミナーを開催します。(開催地:都内)
小学校ホームページに関わっている方なら、どなたでも参加できます。
他の小学校の先生方と直接意見交換ができるチャンスですので、ぜひ奮ってご
参加ください。
詳細は、追ってJ-KIDS大賞公式サイトやメールマガジン等でご連絡します。

では、また来週、みなさんにお会いできるのを楽しみにしています!

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□ J-KIDS通信 〜全日本小学校ホームページ大賞〜
■ http://www.j-kids.org/
□ 編集・発行元    :J-KIDS大賞実行委員会事務局
■ 配信ペース     :毎週金曜日
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