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『J-KIDS大賞2005小学校ホームページ・サミット』リポート

2005年8月5日(金)・6日(土)、東京都内にある株式会社損害保険ジャパンの研修施設を利用して、「小学校ホームページ・サミット」を開催しました。
全国から小学校ホームページに関わる先生方にお集まりいただき、5つの講演と計4つの分科会が行なわれました。
暑い東京の夏に負けないくらい、熱い先生方の気持ちが凝縮された2日間。 真剣な議論が展開され、また、心温まる交流がありました。 このサミットが小学校ホームページの、さらなる発展の一助になることを願っています。



小学校ホームページ・サミット:当日の様子 小学校ホームページ・サミット:当日の様子 小学校ホームページ・サミット:当日の様子

講演1「地域との連携・夏休みドキドキ学校」
清水 一豊 氏(東京都大田区立久原小学校 校長)

学校の相対的な地位の低下のなかで、それでも、学校には地域における求心力はないだろうか。地域の「学びのターミナル」構想。2年前の「はじめの一歩」は、みんなで始める壮大なワークショップ「夏休みドキドキ学校」。
それは染みついた日常的な学校教育の枠をみんなで外すこと。子どもと大人との双方向性、教えること、学ぶことが一体化する「ドキドキ学校」の「学び」と「育ち」を生み出すしくみに、これからの学校の役割や生涯学習社会の情景が見えてこないでしょうか。

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講演2「情報社会における学校ホームページの展望」
豊福 晋平 氏
(国際大学グローバル・コミュニケーション・センター助教授・主任研究員)

学校は、世間でどのような評判を得ているでしょうか。
学校の実態は世間の評判そのものでしょうか。
学校に対する世間の評判を左右しているのは何でしょうか。
学校は、自らの手で世間の評判を形成することが可能でしょうか。
学校ホームページを自律発信型メディアとして捉えたとき、新たな可能性と戦略が見えてきます。私自身がこの数年で経験した学校認識の転換は、学校ホームページとの深い関わりをなくしては得られないものでした。
当日は、ホームページメディアがいかに強力で、かつ学校に最適なのか、という核心部分をお話ししたいと思います。

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講演3「小学校ホームページ作りの現場から」
松本 博幸 氏(千葉県印西市立大森小学校 教諭)

学校が保護者や地域住民に信頼され、特色ある教育活動を展開するために、ホームページによる「積極的な情報提供」は欠くことのできないものになってきています。
しかしながら、どのような内容を提供すればよいのか、また更新をスムーズに行うにはどうすればよいのかなど運営・制作上の課題が多くあります。
本校では、どのように独自の運営・制作を実現し「積極的な情報提供」をしているのか、事例を挙げて紹介します。

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分科会1-A 編集活動・学習活動について

学校ホームページにおける日常的な編集活動や児童を巻き込んだ学習活動への展開としては、どのような課題や展望があるでしょうか。
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分科会1-B 制作組織体制・決裁等について

各自治体学校により学校ホームページの制作組織体制は様々です。特定個人に負担が偏ることなく、組織としての円滑な協働分担のためには、どのような工夫が必要でしょうか。
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分科会2-A 学校ホームページの技術ノウハウについて

サイト構築の困難の一つは技術的課題に他なりません。最近の技術動向と共に、ホームページ運用に関わる技術的なトピックを取り上げます。
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分科会2-B 対外的関係・対自治体交渉等

学校ホームページは外部関係構築に伴ってプライバシーや情報保護が求められ、一方で行政に対して必要な予算や人材を交渉確保しなければならないなど難しい課題があります。では、どのようなアプローチが有効といえるでしょうか。
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ナイトセッション 「みんなが参加する小学校ホームページ」を目指して

みんなが参加することにより、「私たちのものである」という意識が高まるのは、小学校ホームページにおいても言えることです。
では、どのようにして周囲の参加を促すか? 3つの小学校の事例を参考にしながら、考えてみます。

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小学校ホームページ・サミット:集合写真

講演4「ホームページ運営の留意事項 〜キッズgooの事例から」
関 博康 氏(NTTレゾナント株式会社メディア事業部キッズ担当)

安全・安心・役に立つをサイトコンセプトとして4年間サイトを運営してきた経験の一部をご紹介します。
私たちが普段留意していることを、検索サービスのフィルタリング運営の例や実際に制作した親子に人気のコンテンツ事例を取り上げて解説します。
また、2005年6月実施の「小学生のインターネット利用に関する調査」より、子どもたち及び保護者の学校ホームページ利用実態についてもご紹介します。

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講演5「ホームページ制作におけるディレクションについて」
上田 壮一 氏(クリエイティブ・ディレクター/株式会社スペースポート)

どんなホームページをつくるか、どうやって作るか、なぜ作るのか。
インターネットを使うことの面白さって何だろう・・・どんなホームページ作りもこんな素朴な問いから始まります。作り始める前の試行錯誤に時間をかけると結果が変わってきます。
オルカライブや、先見日記、あるいは世界中の面白いホームページを実際に見ながら、私たちがどんな風に考えながら作っているのか、そのプロセスの一端をお伝えします。

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