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J-KIDS通信

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         【J-KIDS通信】(第1回)[2007/05/11]
          〜全日本小学校ホームページ大賞〜
            http://www.j-kids.org/
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こんにちは。はじめまして! J-KIDS大賞事務局・高田仁志です。
「J-KIDS通信」は、今日から配信スタートとなりますが、J-KIDS大賞2007の
選考の模様や、小学校ホームページに関するさまざまな情報を、みなさんに
お伝えいたします。よろしくお願いいたします。

▽目次
★1★ 都道府県代表選考状況報告
●2● 事務局だより
▲3▲ 募集:読者からのおたより
◆4◆ 06年度受賞校訪問記
■5■ おしらせ

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★1★ 都道府県代表選考状況報告
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5月1日(火)に、選考ボランティア募集が終了しました。今年も協賛会社
や協力会社などの関係者の方から多数のご応募をいただき、約13百名の
陣容でスタートとなりました。インターネットを通じた選考作業は、
5月2日(水)からスタート。連休後半から多数のボランティアによる
取り組みが始まっています。6月上旬まで続けられる予定です。
(都道府県等の代表校は、7月下旬に発表の予定です。)

皆さんの学校のホームページにも、既にボランティアが訪れているかも
しれませんね。今後、このコーナーでは、選考の模様やボランティアの声
などを適宜ご紹介していく予定です。 

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●2● 事務局だより
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事務局の黒木です。

J-KIDS大賞は、早いもので5年目を迎えました。小職は立ち上げ時から参加
していますので、当初より格段に知名度が上がったことや、関係者が増えた
ことで、よくここまでこれたと本当にうれしく思っています。

立ち上げメンバーですので、なぜ小学校のHPを対象にされたのですかと
良く聞かれます。未来を担う子供たちの情報教育の推進に貢献するという
理念で生まれた企画ですので、子供たちが始めて経験する本格的な勉学の
場であり、専門分野などがない白地の時期である小学校が最もふさわしい
と考えました。たとえ技術系に進まない子供たちもインターネットや
HPを普通の道具として感じ使ってもらうことで情報教育の推進になると
考えます。

こうして始まったJ-KIDS大賞ですが、最近では、小学校のHPを活用して
「開かれた学校」を実現していたり、地域と一体となった交流がHPを通じて
行われているような取り組みも見られるようになりました。
もはや情報教育の推進ということだけでなく、学校教育そのものの見直しや
地域活性化といった効果まで生まれています。
J-KIDS大賞が少しでもお役に立てることがなによりと考えています。

ボランティアの皆さん、評定作業、今年もよろしくお願いします。

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▲3▲ 募集:読者からのおたより
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読者からのお便りをご紹介するコーナーを開設したいと考えています。
小学校に関わる事柄であれば、題材自由で結構ですので、楽しいおたより
をお寄せください。随時、このコーナーでご紹介いたします。

・お便りは、メールで info@j-kids.org にお送りください。
 ※メールアドレスは、スパム対策のため全角表示しています。
・メールの件名は「読者の声」としてください。
・字数は、400字以内でお願いします。
・本名、ペンネーム、匿名、いずれでも結構です。(ご指示ください)
・掲載にあたっては、内容趣旨を損なわない程度で、頂いた文章の変更や
 要約を行なう場合があります。予めご承知おきください。

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◆4◆ 06年度受賞校(一宮市立瀬部小学校)訪問記(上)
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昨年度のJ-KIDS大賞で経済産業大臣賞を受賞した、一宮市立瀬部小学校の
訪問記をお送りします。今回はその前半になります。

*実行委員会事務局員が07年1月15日に同校にお邪魔しました。
 この訪問記は、J-KIDS大賞のサイトにも写真入りで掲載されています。
06年度受賞校(一宮市立瀬部小学校)訪問記

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J-KIDS大賞2006
経済産業大臣賞 愛知県代表 一宮市立 瀬部小学校
瀬部小学校:南澤校長,辻教諭,中島教諭,児童
取材:選考委員 豊福晋平, J-KIDS大賞実行委員会

 「経済産業大臣賞」を受賞した愛知県一宮市瀬部小学校では、児童が
 ホームページづくりに積極的に関わっています。そのコンテンツは
 大変に充実しており、更新頻度の高さも特筆すべきものです。
 さらに地域と関わり、他校ともコミュニケーションするなど、
 ホームページというメディアを教育の場に意欲的に導入しているのが
 うかがえます。このホームページはどのように運営されているので 
 しょうか。また瀬部小学校は、ホームページづくりに、どのような
 可能性を見いだしているのでしょうか。

 <学校の視点 : 南澤力男校長へのインタビュー>
  〜情報は発信していると、見えてくる

 『学校は、積極的に外に開いていくべきであると思います。昨今、
  企業の社会的責任などが問われるようになり、ステークホルダー
  (利害関係者)にきちんと説明すること、つまり組織の透明性を
  保つ重要性が叫ばれていますが、学校にも同じことがいえるのでは
  ないでしょうか。その情報を提供していくのに、インターネットは
  とても適したツールだと思います。一宮市の教育長もこの考えに
  立っており、現在、一宮市内の小学校はホームページを次々と立ち
  上げ、更新にも力を注ぐようになっています。

   瀬部小のホームページは、担当する職員の熱意にも、大いに支え
  られてきました。学校の教師というものは、子どもに教える立場
  からか、ともすると全能であるとみられがちですが、先生一人
  ひとりにもそれぞれ得手不得手といった個性があるものです。
  それをくみ取り、適材適所に人材をコーディネートすることが
  校長の務め。私たちのホームページを統括する教諭は県の加配で、
  担任を持ちません。そのため客観的に情報を集めやすいという、
  利点もあるかもしれません。けれどもそれよりも大切なのは、
  ホームページづくりの意義を感じとり、力を注ぐことのできる人材を
  見いだし、活動しやすいよう環境を整えることなのです。

   インターネットを始めると、さまざまなメールが日々、届くよう
  になります。その中には悪戯やスパムメールもある。保護者の方からは、
  匿名で苦情も届きます。僕は毎朝、こうしたメールの全てに目を通し、
  対応しています。保護者の方からのご意見に返信するだけでなく、
  苦情の内容については、ホームページに掲載します。コンピュータを
  持たないご家庭もありますので、別途プリントして配ります。
  一見、学校に都合の悪いような話題も、あえて公開していくのです。
  これを継続することによって、ようやく学校のありのままの姿が、
  保護者の方にも見えるようになったのです。今では「学校も大変だな。
  先生もいろいろと頑張っているんだな」と、理解していただけるよう
  になりました。届いたメールは、読んだら全て破棄します。
  子どもの中には、僕ら以上にコンピュータを扱える子もいる。
  何らかの方法で、悪意に満ちた情報に触れてしまうこともありえます
  から、徹底的な情報管理は不可欠です。

   ある時、地域の方がこんなことを言いました。「最近の子どもは
  挨拶をしない」と。はたしてそうでしょうか。人間は太古の昔から、
  生まれたときは、オギャーとしか言いません。「おはようございます」
  「こんにちは」というのは、人間社会で覚えていくことなのです。
  それを教えるのは、私たち大人の仕事です。親が教え、先生が教え、
  地域が教えるのです。地域も子どもたちを育てているのです。
  もし地域の子どもが挨拶をできるようになったら、それはあなたが
  しつけたことになる。その喜びは、あなたにもかえってくること
  でしょう。子どもの安全を守ることも然り。ホームページは、そうした
  地域とコミュニケーションしていくきっかけをもたらしてくれるのです。

   私たちは、できるだけ、今日あった出来事を次の日に伝えるように
  しています。「すぐ載っているので見たくなる」というのが、地域の
  方々の感想です。ホームページづくりに参加する方もいます。情報と
  いうのは、どんどん発信していると、抱えている問題点も見えてくる
  ものです。まだ整理されていない部分などもあります。でも、「まだ
  改善できる」というのと「やっていて楽しい」という二つの気持ちが
  あることが、運営を支えているといえるでしょう。これからも、
  一生懸命な人たちの表情が伝わるホームページでありたいと考えて
  います。』

  〜 次号では、同校の先生方、児童へのインタビューを報告します。

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■5■ おしらせ
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○気になる小学校のホームページが、J-KIDS大賞2007の選考対象として登録
 されているかどうかをご確認いただくことができます。
 詳細は、J-KIDS大賞2007公式サイト(http://www.j-kids.org/)の
 「J-KIDS大賞に参加するには」のメニューからご確認ください。

 また、J-KIDS大賞では、小学校の担当者の方から選考ボランティアに対し、
 ご自分の小学校ホームページをアピールすることができます。詳細は
 「日本の学校」(http://www.i-learn.jp/schools)をご参照ください。

○本年も「小学校ホームページサミット」を開催する予定です。
  日時:8月6日(月)13:30 〜7日(火)13:00(一泊)
  場所:東京都内
 これは、小学校ホームページに関わる先生方にお集まりいただき、
 各種講演や分科会によって、論議や情報交換を行なう研修会です。
 目下、詳細検討中。5月下旬頃に公式サイトにてご案内予定ですので、
 奮ってご参加申込みをお願いします。 

 昨年のサミットの様子は、J-KIDS大賞公式サイトをご参照ください。
昨年のサミットの様子

では、また来週、みなさんにお会いできるのを楽しみにしています!

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□ J-KIDS通信 〜全日本小学校ホームページ大賞〜
■ http://www.j-kids.org/
□ 編集・発行元    :J-KIDS大賞実行委員会事務局
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