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J-KIDS通信

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         【J-KIDS通信】(第2回)[2007/05/18]
          〜全日本小学校ホームページ大賞〜
            http://www.j-kids.org/
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こんにちは! J-KIDS大賞事務局・高畑です。
最近、はしかが流行っているようですね。私も風邪をひいてしまい2日間ダウン
してしまいました。復調していませんが、J-KIDS大賞は待ってくれません。
体に鞭打ってがんばりま〜す。

▽目次
★1★ 都道府県代表選考状況報告
●2● 事務局だより
▲3▲ 募集:読者からのおたより
◆4◆ 06年度受賞校訪問記
■5■ おしらせ

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★1★ 都道府県代表選考状況報告
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5月2日(水)から、選考ボランティアによる評定が開始されています。
J-KIDSサイトでは、リアルタイムに選考の進捗状況やボランティアのコメント
が掲載されています。2週間ちょっと経過したところで、現在、約46%の
進捗です。選考期間もちょうど折り返し地点です。まだまだ、これからが
正念場です。今年の選考対象校数は、まだ確定していませんが、最終的に
18000校弱となりそうです。ご協力いただいているボランティアは
昨年より多い1300名超となっています。
1300名のパワーで、評定完了までがんばっていきます。
ぜひ、進捗状況にご注目ください。

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●2● 事務局だより
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事務局3年目となりました高田です。今年も宜しくお願い致します。

J−KIDS大賞は、今年で5年目。始まった頃に生まれた私の長女も、
来年には小学生というところまで来ました。
嬉しいような、年をとったなと寂しいような・・・

娘は地元の保育所に通っていますが、小学校との交流が結構盛んで、よく
小学校行事に参加しています。先月も写生会に招かれ、校庭に来た消防車
と救急車の絵を描いて来ました。
娘いわく、『小学校のかっこいいお兄さんが教えてくれた』そうで普段
よりもかなり出来の良い(?)絵を見せてくれました。

『かっこいいって、お父ちゃんよりも?』
『きまってるじゃん!』
『・・・・・』

その小学校は地域の評判も良く、娘が来年の入学を今から楽しみにして
いる様子に安心しています。

でも、その小学校にホームページが無い!隣の学区の小学校にはあるのに、
誠に残念です。子供が入学したら、何らかの働きかけや支援を行って
いきたいと思います。

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▲3▲ 募集:読者からのおたより
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読者からのお便りをご紹介するコーナーを開設したいと考えています。
小学校に関わる事柄であれば、題材自由で結構ですので、楽しいおたより
をお寄せください。随時、このコーナーでご紹介いたします。

・お便りは、メールで info@j-kids.org にお送りください。
 ※メールアドレスは、スパム対策のため全角表示しています。
・メールの件名は「読者の声」としてください。
・字数は、400字以内でお願いします。
・本名、ペンネーム、匿名、いずれでも結構です。(ご指示ください)
・掲載にあたっては、内容趣旨を損なわない程度で、頂いた文章の変更や
 要約を行なう場合があります。予めご承知おきください。

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◆4◆ 06年度受賞校(一宮市立瀬部小学校)訪問記(下)
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昨年度のJ-KIDS大賞で経済産業大臣賞を受賞した、一宮市立瀬部小学校の
訪問記をお送りします。今回はその後半になります。

*実行委員会事務局員が07年1月15日に同校にお邪魔しました。
 この訪問記は、J-KIDS大賞のサイトにも写真入りで掲載されています。
06年度受賞校(一宮市立瀬部小学校)訪問記

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J-KIDS大賞2006
経済産業大臣賞 愛知県代表 一宮市立 瀬部小学校
瀬部小学校:南澤校長,辻教諭,中島教諭,児童
取材:選考委員 豊福晋平, J-KIDS大賞実行委員会

【ホームページで広がる交流】辻美早子先生 中島いづみ先生

<子どもたちが制作に携わっていますが、その経緯は?>
もともと私は、指導案をパソコンで打つこともできないようなレベルから
スタートしています。それではいけないと思いパソコン教室に通いだし、
ホームページについても学びました。そんなこともあって、前任者から
引き継いだ最初の年はしゃかりきになって、ページを増やすことばかり
考えていました。けれども1年間やってみたら、自分で作ったものを自分で
見てもつまらない、学校のコマーシャルを作っているにすぎないのではないか、
と感じるようになった。そこで校長に「子どもたちと一緒にホームページを
作りたい」と相談したところ、「パソコン委員会というものを作ってみたら」と。
そして翌年から、10名の希望者とパソコン委員会を立ち上げて、一緒に
作り始めたのです。

<記事を作っていくプロセスは、スムーズでしたか。>
試行錯誤しました。初めは記事集めの手描きのノートを子どもたちに作らせて、
私が打ち込んだりしましたが、作業量が膨大です。そこで、子どもたちが
休み時間などにパソコン室のパソコンを使ってメモ帳ソフトに書きこみ、
そのデータを一人ひとりフロッピーで管理する、という方法にしました。
このフロッピーを私が内容をチェックしながら、ブログ「せべっこ日記」
などの記事としてアップしています。さらに最近はフロッピーでなく、
メールでデータを転送する方法も導入しています。

<子どもの記事への添削方法は?>
句読点や言葉の間違い、表現に対する感想などは、一人ひとりのフロッピー
のソフト上に書きこんで渡しています。「この前の写真、良く撮れていたよ」
「この表現だと、給食の味が良く伝わるね」といった感想です。こうした
やりとりで、子どもたちのやる気も出てくるのです。作文の授業は苦手でも、
ホームページだと「書かされる」意識がないためか、楽しく書くことができる
と子どもたちは言います。子どもは磨けばどんどんのってくる。表現力は
高まっています。

<ホームページも変化しましたか。>
実際に子どもたちが関わるようになったら、すぐにいきいきとしてきました。
委員会の子どもたちが、楽しく参加しているのが伝わるからです。
保護者の方の反応も高くなりました。例えば「今日、お子さんのこういう絵が
ホームページに掲載されますので、ぜひ見てください」と伝える。すると、
遠く離れて住んでいるお祖父さんやお祖母さん、あるいは会社でお父さんも
見ました、とうれしい反応が返ってきます。思えば子どもの作文だって、
これまでは書いたものをすぐご家庭に渡せるわけではありませんでした。
リアルタイムですぐに載せられる、また誰でも見ることができるところに、
ホームページの良さがあると思います。ホームページを通して、家族や地域と
学校について語る機会も増えています。

<地域との交流はどのようにしていますか。>
校長がこの点を熱心にサポートしてくれています。地域の部会に参加して
インターネットの話をしたり、地域新聞にも載せていただいたり。情報公開
するだけでなく、人と会い、紙の媒体なども使いながら伝えていくのです。
次第に、地域の人からのコメントがホームページに入るようになっていきました。
今ではJ-KIDS大賞の応援団投票にも参加してくださるほどです。あるいは、
終戦間もない時期に卒業した当校の卒業生は、当時の写真を掲載してほしいと
持ってきてくれました。アップされた記事には「あの頃は修学旅行に行けなかっ
た」
「何十年ぶりかでみんなで集まろう」と書き込みされていました。
温かい気持ちになりますね。PTAの方々も参加してくださっています。
みんなが応援してくれています。学校でも、若い教諭がキャンプの時には
携帯電話を駆使して、出先からリアルタイムで掲載するなど、多彩な応援態勢が
できあがっています。

<振り返り、ホームページづくりへの感想を。>
困ったことや問題にも直面しましたが、その都度、本当に多くの方々に助けて
いただきながらここまで来ました。ブログを始めるにあたっても、校長が
「大丈夫だから」と、調整を買って出てくださった。全国の先生からも、励まし
の声をいただき、サポートしていただきました。自分一人ではない、支えられて
いる輪が次第に大きくなっていく実感が、大きな励みになりました。私たちは
ホームページを通じて学校間の交流を積極的に行っています。愛知県にいながら
北海道の子どもたちと語りあっているのです。教科書で覚える「北海道」の
範疇を超え、「知床にはこういう鷹がいて、こういう学校があるんだ」といった、
生きた情報を子どもたちは得ています。インターネットには確かに危険な側面も
あるでしょう。しかしそればかりにとらわれるのでなく、交流という可能性に、
もっと目を向けてほしいと思います。

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■5■ おしらせ
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○気になる小学校のホームページが、J-KIDS大賞2007の選考対象として登録
 されているかどうかをご確認いただくことができます。
 詳細は、J-KIDS大賞2007公式サイト(http://www.j-kids.org/)の
 「J-KIDS大賞に参加するには」のメニューからご確認ください。

 また、J-KIDS大賞では、小学校の担当者の方から選考ボランティアに対し、
 ご自分の小学校ホームページをアピールすることができます。詳細は
 「日本の学校」(http://www.i-learn.jp/schools)をご参照ください。

○本年も「小学校ホームページサミット」を開催する予定です。
  日時:8月6日(月)13:30 〜7日(火)13:00(一泊)
  場所:東京都内
 これは、小学校ホームページに関わる先生方にお集まりいただき、
 各種講演や分科会によって、論議や情報交換を行なう研修会です。
 目下、詳細検討中。5月下旬頃に公式サイトにてご案内予定ですので、
 奮ってご参加申込みをお願いします。

 昨年のサミットの様子は、J-KIDS大賞公式サイトをご参照ください。
昨年のサミットの様子

では、また来週、みなさんにお会いできるのを楽しみにしています!

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□ J-KIDS通信 〜全日本小学校ホームページ大賞〜
■ http://www.j-kids.org/
□ 編集・発行元    :J-KIDS大賞実行委員会事務局
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