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J-KIDS通信

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         【J-KIDS通信】(第3回)[2007/05/25]
          〜全日本小学校ホームページ大賞〜
            http://www.j-kids.org/
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こんにちは! J-KIDS大賞事務局・横関です。
東京はこのところいい天気が続いていたのですが、今日はあいにくと雨。春の
運動会シーズンということで今週末に運動会を行なう学校もあるようですが、
週末の天気が心配です。
運動会といえばは小学校ホームページでも花形。先生方の腕の見せ所ですよね!
さわやかな五月晴れの下でのこどもたちの元気な顔が、ホームページ上でも
見れるといいですね。


▽目次
★1★ 都道府県代表選考状況報告
●2● 事務局だより
▲3▲ 募集:読者からのおたより
◆4◆ 06年度受賞校訪問記
■5■ おしらせ

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★1★ 都道府県代表選考状況報告
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5月2日(水)から、選考ボランティアによる評定が開始されています。
J-KIDSサイトでは、リアルタイムに選考の進捗状況やボランティアのコメント
が掲載されています。現在59%、やっと半分を超えました。年々対象数も増
えるだけでなく、ホームページの内容も充実してきているため、5回目を迎え
た今回は評定作業もなかなか大変な様子です。
ボランティアの数も過去最大数の1300名。6/11の評定完了までがんば
っていきます。
ぜひ、進捗状況にご注目ください。

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●2● 事務局だより
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事務局の高畑です。今年も宜しくお願い致します。
早いものでJ-KIDS大賞も5回目となります。小学生で言えば5年生ですね。立派な
高学年です。

さて、春の運動会シーズンまっさかりですね。HPを見ると、毎週、多くの小学校
で
運動会が開催されているようです。
先週は姉の子供の小学校の運動会に応援に行ってきました。今週末は我が子の
運動会です。今まで我が子の小学校の運動会しか見たことがなかったので、違う
小学校の運動会はとても新鮮でした。
小学校により内容が違うのは当たり前といえばそれまでなのですが、競技内容も
違えば、運営方法や飾りつけも異なります。
例えば、応援合戦では、我が子の運動会は子供達だけで応援合戦を行うのですが、
姉の子の運動会では、子供達の後ろに保護者が付いて一緒に応援をしていました。
ちょっとした工夫で、一体感ができ、盛り上がるのでしょうね。
我が子の小学校で言えば、毎年同じ内容で開催されています。小学校も自校の
これまでのやり方にとらわれず、他の小学校の良い点をどんどん吸収していけば、
より楽しく、盛り上がる運動会になると思います。
まずは、他校のHPから運動会の様子をチェックしてみてはいかがでしょう。

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▲3▲ 募集:読者からのおたより
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読者からのお便りをご紹介するコーナーを開設したいと考えています。
小学校に関わる事柄であれば、題材自由で結構ですので、楽しいおたより
をお寄せください。随時、このコーナーでご紹介いたします。

・お便りは、メールで info@j-kids.org にお送りください。
 ※メールアドレスは、スパム対策のため全角表示しています。
・メールの件名は「読者の声」としてください。
・字数は、400字以内でお願いします。
・本名、ペンネーム、匿名、いずれでも結構です。(ご指示ください)
・掲載にあたっては、内容趣旨を損なわない程度で、頂いた文章の変更や
 要約を行なう場合があります。予めご承知おきください。

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◆4◆ 06年度受賞校(人吉市立中原小学校)訪問記(上)
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昨年度見事、J-KIDS大賞を受賞した人吉市立中原小学校の訪問記をお送り
します。今回はその前半になります。

*実行委員会事務局員が同校にお邪魔しました。
 この訪問記は、J-KIDS大賞のサイトにも写真入りで掲載されています。
06年度受賞校(人吉市立中原小学校)訪問記

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J-KIDS大賞2006
J-KIDS大賞 熊本県代表 人吉市立 中原小学校
中原小学校:中村校長,溝口教諭,児童
取材:選考委員 豊福晋平, J-KIDS大賞実行委員会

 アクセスするとすぐに目に飛び込んでくるのは
 「夢は叶う 奇跡だって起こる」─。
 J-KIDS大賞を受賞した熊本県人吉市中原小学校のホームページのトップには、
 こんな力強いメッセージが書かれています。
 中原小が学校教育の基本としてとらえているキャッチコピーであるばかりで
 なく、このメッセージを多くの人たちと共有したいという意欲を感じます。
 子どもたちによる手描き文字を採用するアイデアや充実したコンテンツなど、
 見る者を惹きつけるホームページです。
 魅力あふれるコンテンツが生まれている小学校には、子どもたちや先生を
 はじめ、地域の人々や保護者にいたる、たくさんの前向きな視点が注がれて
  いました。

 学校の視点 中村富人校長へのインタビュー

 <当たり前のことを伝えるメディア>
 「夢は叶う 奇跡だって起こる」は、前任の校長が学校の目標として定めた
 言葉でした。私が校長として中原小に赴任した際、これはとてもいい言葉で
 あり、また大事なことでもあるので、しっかり子どもたちに伝えていきたい
 と思い、キャッチフレーズとして採用しました。
  自分の夢を大切にするということ。勉強を頑張る、スポーツを頑張る、
 どんなことでもいい。それは同時に、自分を大切にすることでもあるんだよ、
 そういうメッセージをホームページで訴えたかったのです。
  これは集会など、機会あるごとに話しています。

  ホームページについては、学校経営の側面で「開かれた学校づくり」を
 方針のひとつに掲げており、そのための具体的な取り組みとして位置づけて
 います。よりよい学校教育の実現には、内部関係者だけでなく、外部からの
 意見も取り入れて評価していただく、いわゆる第三者評価の必要性があると
 考えるからです。
  そのためにはまず、学校そのものの姿を外部に伝えていかねばなりません。
 現在、家庭におけるコンピュータの 普及率は40%くらいと聞いております
 ので、ハード面はまだ不十分ですが、今からやっていくべきであると考え、
 情報公開に取り組んでいます。

   今回、私たちのホームページは栄えあるJ-KIDS大賞をいただきましたが、
 それは予想外の反響をもたらしました。外国に駐在する卒業生はメールを
 送ってくれました。他校からも祝辞をいただき、「地域内に日本一の学校が
 あるのは励みになる。自分たちも中原小に負けないように頑張りたい」と
 言ってくださいました。新聞報道で受賞を知った地域の方からも電話が
 相次ぎました。70歳になるという卒業生は「まさに栄誉。受賞は限りない
 喜びです」という手紙を送って下さいました。

  私たち教職員は公務員ですから、数年の任期を受け学校に赴任します。
 私自身も限られた任期において、管理職として中原小を経営していく認識の
 もと、こちらに参りました。けれども今回の受賞を受け、そんな認識は一変
 いたしました。地域住民だけでなく、実に多くの皆さんが、学校にさまざま
 な期待を持ち、さまざまな目で見ているということがわかったからです。
 たかが2〜3年ではないのだ、と。特に私たち管理職は大げさかもしれま
 せんが、学校の歴史も背負う気概がなければいけない。逆に言いますと、
 自分は今まで、こんなことにも気づかなかったわけです。

  中原小のホームページが注目されるようになるにつれて、その広がりや
 影響力も実感するようになりました。私の発言は多くの人の目にふれます。
 以前は行政職を担っていましたので、当時の職場では「現場ではこういう
 話をしているのか」と感じたことでしょう。自分が理解されるという実感と
 同時に、恥ずかしさも味わいました。何を伝えていけばいいのかと、
 この半年間は迷い、揺れました。しかしそのプロセスから私自身、成長する
 ことができたと感じます。見方や考え方が広がりました。ありがたいことです。

    中原小は、創立130年になる、歴史ある小学校です。地域住民は協力的で
 穏やか。OB会や老人会などによるサポーターも多く、普段から地域の方が
 学校にふらっとお茶を飲みに来るといった、近しい関係が築かれています。
 建物の一部に卒業生による寄贈などがあり、支えられてきた歴史が今に残る
 学校です。そうした長い歴史と地域性の中で脈々と息づいてきたものが、
 このホームページに表れているのではないかと思います。これからも、
 普通の学校生活のありのままの姿を、素直に伝えていきたいと思います。

  また夢も抱いています。近年は熊本でも核家族化が進み、さまざまな側面で
 家庭の問題が深刻化しています。しかし、家庭は大事と言いながら、学校では
 何もすることができません。例えば、ホームページで遠隔地のお祖父さんや
 お祖母さんにも呼びかけてみる。そんな家族をつなぐ役割を担うことができる
 のではないか、と考えています。

   ホームページは、当たり前のことを、当たり前に感じさせてくれるメディア。
 そこから夢をつないでいきたいと思います。

 〜 次号では、同校の先生方、児童へのインタビューを報告します。

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■5■ おしらせ
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○気になる小学校のホームページが、J-KIDS大賞2007の選考対象として登録
 されているかどうかをご確認いただくことができます。
 詳細は、J-KIDS大賞2007公式サイト(http://www.j-kids.org/)の
 「J-KIDS大賞に参加するには」のメニューからご確認ください。

 また、J-KIDS大賞では、小学校の担当者の方から選考ボランティアに対し、
 ご自分の小学校ホームページをアピールすることができます。詳細は
 「日本の学校」(http://www.i-learn.jp/schools)をご参照ください。

○本年も「小学校ホームページサミット」を開催する予定です。
  日時:8月6日(月)13:30 〜7日(火)13:00(一泊)
  場所:東京都内
 これは、小学校ホームページに関わる先生方にお集まりいただき、
 各種講演や分科会によって、論議や情報交換を行なう研修会です。
 目下、詳細検討中。本日に公式サイト上、以下のURLにてご案内を
 しておりますので奮ってご参加申込みをお願いします。

「小学校ホームページサミット」開催のご案内

 昨年のサミットの様子は、J-KIDS大賞公式サイトをご参照ください。
昨年のサミットの様子

では、また来週、みなさんにお会いできるのを楽しみにしています!

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□ J-KIDS通信 〜全日本小学校ホームページ大賞〜
■ http://www.j-kids.org/
□ 編集・発行元    :J-KIDS大賞実行委員会事務局
■ 配信ペース     :毎週金曜日
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