ホームページに戻る
J-KIDS大賞開催概要
選考方法と日程
J-KIDS大賞に参加するには
選考経過と結果
J-KIDSひろば

これまでのJ-KIDS大賞
メール登録

J-KIDS通信

*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*
         【J-KIDS通信】(第4回)[2007/06/01]
          〜全日本小学校ホームページ大賞〜
            http://www.j-kids.org/
*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*

こんにちは! J-KIDS大賞事務局・高畑です。
先週末は娘と息子の小学校の運動会でした。2人ともリレーの選手に選ばれ、
2週間朝練してきました。息子は低学年リレーの2番手として、首位をキープ
する走りで、結果チームは1位に。娘は運動会の最後を飾る高学年リレーの3
番手として走りましたが、結果4位でした。悔し泣きをする娘を見て、私も涙
してしましました。

▽目次
★1★ 都道府県代表選考状況報告
●2● 事務局だより
▲3▲ 募集:読者からのおたより
◆4◆ 06年度受賞校訪問記
■5■ おしらせ

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
★1★ 都道府県代表選考状況報告
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

選考ボランティアによる評定もいよいよ終盤にさしかかってきました。
現在の進捗は、約75パーセントです。1日あたり300校くらいのペースで
選考が進んでいます。
ボランティアの皆さん、ただいま、第3コーナーです。ラストスパート前のス
パートをよろしくお願いします。
選考結果を楽しみにされている皆さん、都道府県代表発表までうずうずされて
いると思いますが、7月中旬まで楽しみに待っていてください。

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
●2● 事務局だより
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
事務局3年目となりました横関です。今年も宜しくお願い致します。

今日から6月ですね。ボランティアによる県代表選考の一次評定作業もいよい
よ大詰めです。私も1ボランティアとして頑張って評定作業を行なっています。

事務局として全国のトップレベルのホームページを見ているせいか、ついつい
点が辛くなってしまうこともしばしばで、もう一人の評定者との評価の違いに
愕然となったりします。
(1校につき2人のボランティアで評定する仕組みなのです。)

毎年、評定をやっていて面白いと感じるのが、北海道と沖縄、そして在外日本
人学校から評定が終わっていくことです。特に沖縄の人気は高くて私の周りで
も取り合いになったりしてます。評定を通じて旅行気分が味わえるということ
でしょうか。

北海道や沖縄なんかでなくても、自分とまったく縁のない地域の小学校を見て
みるのも面白いですよね。意外なつながりが見つかったりして。
評定ボランティア以外のみなさまもJ−KIDS公式サイトのトップページよ
り全国の小学校の様子をランダムに見ることができます。一度お試しあれ。

なお、最終的には対象となった全部のホームページを評定するので、早く評定
されても遅く評定されても別に損とか得とかありませんのでご心配なく。

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
▲3▲ 募集:読者からのおたより
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

読者からのお便りをご紹介するコーナーを開設したいと考えています。
小学校に関わる事柄であれば、題材自由で結構ですので、楽しいおたよりを
お寄せください。随時、このコーナーでご紹介いたします。

・お便りは、メールで info@j-kids.org にお送りください。
 ※メールアドレスは、スパム対策のため全角表示しています。
・メールの件名は「読者の声」としてください。
・字数は、400字以内でお願いします。
・本名、ペンネーム、匿名、いずれでも結構です。(ご指示ください)
・掲載にあたっては、内容趣旨を損なわない程度で、頂いた文章の変更や
 要約を行なう場合があります。予めご承知おきください。

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
◆4◆ 06年度受賞校(人吉市立中原小学校)訪問記(下)
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

昨年度見事、J-KIDS大賞を受賞した人吉市立中原小学校の訪問記をお送り
します。今回はその後半になります。溝口教諭にお話をお伺いしました。

*実行委員会事務局員が同校にお邪魔しました。
 この訪問記は、J-KIDS大賞のサイトにも写真入りで掲載されています。
06年度受賞校(人吉市立中原小学校)訪問記

 +++++++++++++++++++++++++++++++

J-KIDS大賞2006
J-KIDS大賞 熊本県代表 人吉市立 中原小学校
         http://www.hitoyoshi.net/nakahara/
中原小学校:中村校長,溝口教諭,児童
取材:選考委員 豊福晋平, J-KIDS大賞実行委員会

<ゼロからホームページを始めるにあたり、どのような目標を立てましたか>

これまでの赴任先でホームページを立ち上げた経験があったので、ノウハウは
ある程度身に付いていました。重視したのは、肩肘はらず長く続けられるホー
ムページにしたい、ということでした。格好つけるのではなく、子どもの姿が
スーっと出るようなものにしたい。そう考えた末に一番いい方法として、子ど
もたちによる手書きの文字やイラストを使おうと思い立ったのです。とはいえ、
手書きなどを採用すると、くだけた表現になるわけですから、はたして学校の
公式ホームページとして理解が得られるかどうか、不安はありました。ともか
くやってみよう、という好奇心から始まりました。

<子どもたちの反応はどうでしたか>

「ホームページで使いたいから、ちょっと文字を書いてみて」と、自分のクラ
スの子どもたちに呼びかけたのを始まりに、次第に対象を広げていきました。
自分の作品が載るかもしれないという希望で、たくさん提出する子どももいま
した。
「今度は君のを載せるからね」と伝えると、うれしそうな顔をしてくれます。
そうして学校名だけでも40枚、イラストのストックは何百枚も集まりました。
高学年の児童はパソコン委員会に入ればインプットするなど、ホームページづ
くりに直接的に携わっていますが、この方法ならば低学年でも参加することが
できます。
小さなイラストを描くだけでも、描いた子どもは自分のホームページという
意識を持つことができるかもしれないという期待は抱いていました。ですから
今回、いろいろなかたちで児童がホームページ作りに参加している点を評価し
ていただけたのは、とても心強かったですね。

<授業風景、学校の歴史、行事等、多様なコンテンツを用意されているのも
 特徴です>

例えば始業式は、学校にとっては厳粛で儀式的な行事です。それをデジカメ
持参で取材するなんて不謹慎だと考える人も、中にはいることでしょう。でも
中原小では、そうした場でも自由に取材し表現することを許してくれる管理職
がいて同僚がいるのです。その環境や空気そのものを、ホームページで伝えら
れたらいいな、と思っています。

<これまでの苦労やハードルは>

スタート時は、学校も地域も、ホームページに対する意識はあまりなく、どう
いうものなのかイメージできない様子でした。とにかく作って、アップして、
見る。それを繰り返すうちに、次第に周囲の興味も高まっていきました。今で
は先生方からも「次はこういう情報を載せたい」と、さまざまなアイデアが寄
せられます。
協力的な環境に恵まれ、特にハードルはなかったように思いますし、今は
プラスの循環にあると実感します。情報を公開することで信頼を得ることがで
き、PTAや地域の方など参加する人が増え、内容も充実していくのです。反対
に情報を閉じてしまうと、不信感が先に立ってしまうため、子どもの写真を載
せるなど何か行動を起こす度に、問題視されることになってしまうようです。
トラブルの多くは誤解が生んでいます。
私たちは年に一回、掲載に関する取り決めを文書化し保護者の方の了解を得て
いますが、任せてもらうことが前提です。山のような約款を作っているわけで
はありません。ともかく実践しながら信頼関係を築いていく。情報発信を続け
ていくと、発信側と読者の理解が促され、互いの姿も見えてくるようになりま
す。

<ホームページに、どのような可能性を感じていらっしゃいますか>

中原小は創立して130年経ちます。また周辺は農村地域として、蓄積されてき
た歴史を有しています。多くの方がこの学校を卒業してきました。そういう
環境で、中原小が地域の核となってできることが何かあるのではないか、その
ための窓口にホームページを活用できれば、と考えています。あるいは、
子どもたちが将来、自分の人生を振り返るときに、このホームページを活用し
てもらえたら素晴らしいな、とも思います。お父さんが子どもに自分の小学校
時代を見せてあげるときに、ホームページを使ってもらいたいのです。何十年
後かをもイメージして、コンテンツを充実させていきたいと思います。ただし
そのためのプランは一気に手を付けるとオーバーワークになってしまう懸念も
ありますから、慎重にひとつひとつ、コツコツ進めています。
ブログにしても、一見つまらないだろうなと思える情報であっても、継続して
発信し続けていくことが大事。やがて核のようなものが、そこに生まれてくる
からです。
そしてそれこそが、学校のありのままの姿を映し出していると思います。

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
■5■ おしらせ
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

○気になる小学校のホームページが、J-KIDS大賞2007の選考対象として登録
 されているかどうかをご確認いただくことができます。
 詳細は、J-KIDS大賞2007公式サイト(http://www.j-kids.org/)の
 「J-KIDS大賞に参加するには」のメニューからご確認ください。

 また、J-KIDS大賞では、小学校の担当者の方から選考ボランティアに対し、
 ご自分の小学校ホームページをアピールすることができます。詳細は
 「日本の学校」(http://www.i-learn.jp/schools)をご参照ください。

○本年も「小学校ホームページサミット」を開催する予定です。
  日時:8月6日(月)13:30 〜7日(火)13:00(一泊)
  場所:東京都内
 これは、小学校ホームページに関わる先生方にお集まりいただき、
 各種講演や分科会によって、論議や情報交換を行なう研修会です。
 目下、詳細検討中。本日に公式サイト上、以下のURLにてご案内を
 しておりますので奮ってご参加申込みをお願いします。

「小学校ホームページサミット」開催のご案内

 昨年のサミットの様子は、J-KIDS大賞公式サイトをご参照ください。
昨年のサミットの様子

では、また来週、みなさんにお会いできるのを楽しみにしています!

■――――――――――――――――――――――――――――――――――
□ J-KIDS通信 〜全日本小学校ホームページ大賞〜
■ http://www.j-kids.org/
□ 編集・発行元    :J-KIDS大賞実行委員会事務局
■ 配信ペース     :毎週金曜日
□ ご感想・お問い合わせ:info@j-kids.org
■ ※配信の解除を希望される場合は、info@j-kids.org まで
□  件名を「配信停止」としてご連絡ください。
■  ※メールアドレスは、スパム対策のため全角表示しています。
□――――――――――――――――――――――――――――――――――
				
主催:J-KIDS大賞実行委員会 Copyright(c)2003-2007 J-KIDS | お問い合わせ・リンク |